英会話 Let's Talk!

『動物愛護の国イギリスで学んだ アニマルケアの実際』

「自分と動物の関わりについて思い起こしてみよう」

という問いから始まったワークショップは、講師小原啓乃さんとセーラとのトークセッションと、啓乃さんからのイギリス動物事情についてのレクチャー、そしてその間に2つの個人ワーク、ペア/グループワークを交えての動物について、またイギリス人と日本人について知り、考え、シェアする時間でした。

前述の問いに加え、もう1つの問いは、こちら。

「ペットを知り合いに英語で紹介する時、何と紹介しますか?」

講師と打ち合わせの際に、「英語と違い日本語は主語があいまいだから、主語をどうするか」を考えてみよう、という狙いでしたが、驚いたことに参加者の方々は、長めの紹介文を英語で。「家族です。そして・・・」と、飼っている犬や猫について家族を紹介するように、詳しく紹介してくれました。こうして最初から、動物に対する愛情と意識の高さが伺われワークショップが始まりました。

 

続いて、講師とセーラのトークセッション。私がインタヴューするスタイルで、次のような内容のお話を聞かせて頂きました。

・イギリスで出会った動物たち

・イギリスの学校で学んだアニマルケアについて

・動物を巡る様々な実体験とエピソード

・1年半のイギリス生活を通じて感じたイギリス人気質や価値観

参加者の皆さんは、頷きながらメモをとりながら、熱心に聴き入っていました。参加者の中には、保護猫の活動を始めた方や、保護犬を飼っている方などもいらして、イギリスの動物への対し方の日本との違い感嘆しているようでした。

トークセッションの後は、少しの休憩時間を挟み(ストレッチ、庭鑑賞、雑談など)講師啓乃さんより、イギリスの

・動物福祉基準

・動物福祉法

・イギリスで働く動物たち

について、レクチャーの時間。イギリスは世界で初めて動物虐待防止法を設定したアニマルウェルフェア(動物福祉)の発祥の地であること、世界基準の厳しい法制度によって動物が保護されていることなどを知りました。

動物の社会的位置の日本との違いに愕然とする参加者の方々もいらして、イギリスから学び、では自分達には何ができるかを問いかけられたかもしれません。

最後のワークの問いは、「動物と人との関わりについて考えてみよう(動物が主と考えた場合」という内容。個人で考えた後、グループでシェア、全体でシェアして頂きました。

「日本では動物を下に見ているかもしれない。」「本能で生きている動物と一緒に暮らしている私たち」「動物は人間の愛を必要としている」「人と動物は一緒ですねー」など、思い思いの動物に対しての思いが印象的でした。

ここまでであっという間の90分。その後は茶話会。啓乃さんに教わっていたように、イギリスで飲んでいたという丸い形のティバックの紅茶を用意し、ヨーロッパの水で淹れてみた紅茶はエグ味がなくて美味しい!セーラがその日に焼いたスコーンには、クロテッドクリームと季節のジャム(林檎ジャム)を挟んで。こちらも、啓乃さんにブリティッシュスタイルを見せて頂きました。

この日ワークショップを手伝いに来てくれた大学生が、「皆さんメモしながら熱心に聞いてた!昨日受けた授業の大学生たちとはぜんっぜん違う!」と帰り際に言っていたのを聞き、大人であることを誇らしく感じた私です。

大人こそ学びが必要、大人こそ学びの愉しさがわかるのかもしれませんね。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。また共に学び、考えましょう。

                 〈参加者:大人10名〉

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