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2013年6月更新

今回は、映像の仕事をしている金 優さんにインタビューしました。


セーラ:『八重の桜』観てるよ!撮影の現場って面白そう。
まずは、現在の仕事について聞かせて下さい。

金 優さん【以下 uyu】:NHKの大河ドラマ「八重の桜」で助監督をやっています。

よく、ドラマの中のADさんとか頭をはたかれたり怒鳴られたりしていますが、決してそんなことはなく!収録前の準備・リサーチ(例えば、時代的に八重はこの時期、なんの銃を使っていたのか?とか)をしたり、現場では各部署との調整役・進行役、そのほかエキストラさんの動きをつけたり・コーヒーを作ったり、役者さんに連絡したり、怒鳴られたり・・・あ、やっぱ怒鳴られることもありますね(笑)
とにかく!現場で一番声を出している人たちがそれです。

セーラ:この仕事をするに至った経緯を教えてください。

uyu:映像の仕事につくのが夢だったので、大学卒業後に改めて映像の専門学校に行きました。そこでの紹介で、外部制作スタッフとして「龍馬伝」から関わっています。

セーラ:仕事の醍醐味は

uyu:とにかくいろんな人と出会えること。
いろんな人が、いろんな立場で、プロとしてのプライドかけて仕事して、ひとつの作品を作り上げる、その過程に身を置けるということ。例えば自分が動きをつけたエキストラさんが、位置を右に3cmずらした花瓶が、カッコよく画面に息づいてるのを見たときの興奮。


セーラ:映画の魅力は?

uyu:私は私の人生一人分しか生きることができないけど、映画を見ている間は、年齢・国境・時代・性別すらも越えて別の人生を体感できること。
あと、見るときの自分の状況によって感じ方が全然違うのも面白い。10代のころは何気なく見ていたシーンも、今見ると、涙がどうしようもなく止まらない、とか。
そういうことがあると自分も日々変化しているんだなって気づかされます。

セーラ:これからやっていきたいことは?

uyu:今は現場にいるのが楽しいので、具体的な先の計画とかは正直ないです。
でも日々考えることはあるので、それが内側からあふれて、何かやりたいってなったら一生懸命やりたい。それが映像という手段かどうかはわからないけれど、何か突き動かされることがあるときにそれを逃さず、手を汚して、足を動かして、ひたむきにやりたいです。

セーラ:子供の頃の夢は何だった?今の自分を想像できていた?

uyu:幼稚園の頃は「パン屋さん」になりたかった。
パンが好きだったから。でも小学生の高学年ぐらいから「映画監督」とか言ってたらしいので、割と早い段階からこの業界に興味はあったんだと思う。今の自分はでも全然想像できなかったです。

セーラ:中高生の頃の憧れの人は?

uyu:今もですけど、やはり両親を尊敬しています。

憧れていた、という意味で言うと「岩井俊二」監督ですね。どうしようもなく、岩井俊二映画中毒でした。あの世界観にやられてました。

セーラ:最近の、ツボ!あなたのはまっているものは?

uyu:散歩
・・・暖かくなってきたので、昼夜問わずよく歩いてます。

カラオケ
・・・昔から好きなんだけど、うまく歌おうっていうよりも、音を楽しむっていう楽しみ方を最近覚えたので。


面白いゲーム
・・・このまえ思いついたんだけど、箱を6個に区切って、「いつ・どこで・誰が・誰と・何をした・何のためにORその結果」っていうのを考えて何枚も入れていって、それをくじで引いて、組み合わせてできたシチュエーションを、2時間ぐらいで短いシナリオにする。これはレッツトークで昔やったゲームに発想を得てます。
友達とやると、自分では思いつかないシチュエーションが勝手に出来上がります。

キャンプ」・・・たまに日常から抜けだしてリフレッシュできる。

セブンイレブンの杏仁豆腐
・・・すごく、おいしいので。

セーラ:UYUがレッツトークに通っていたのは、小学校4年生からだったね。
自分で「英語習いたい!」って思ったの?きっかけは?

uyu:親が勧めてくれたと記憶しています。
子供にはそういう選択があるって知らないから、そういう意味で親のチョイスは重要だと思う。

セーラ:レッツトークって、あなたにとってどんなところ?

uyu:ホーム!ってか、セーラですね。レッツトーク=セーラ。
全部そのまんま受け入れてくれる場所。

セーラ:レッツトークでの思い出は?

uyu:小5の時、英語劇「サウンドオブミュージック」に出たこと。
英語の読み方も全然わかんなくて、台本も読めなくて、お母さんに台詞にカタカナでふりがなまでふってもらった。たくさん大人がいて、大人に交じってなんかやらせてもらえるのが楽しかったんだと思う。

セーラ:レッツトークで学ぶのは〇〇〇

uyu:表現することの楽しさ。

セーラ:UYUは大学時代、韓国に留学しているけれど、日本を離れて”言葉“について気づいたこと、考えたことはある?

uyu:言葉は単なるツールで、大切なのは伝えたい何かがあること。
なんでもいいと思うんだけど、「セブンの杏仁豆腐おいしいんだよ!」でもいいと思うんだけど、まずそれがあってから、言葉。言葉はコミュニケーションの手段でしかない。だから、留学とかも「英語(外国語)ができるようになるため」というのが目標だとモチベーション続かないと思うし、お勉強になっちゃう。
「○○したいから、そのためには英語が必要だから」っていう理由の方が、モチベーション保てるし、具体的なシチュエーションを想定できるので、頭にも入ってきやすいと思います。


セーラ:ソウルに住んでいた頃、言葉が通じた/通じないエピソードを聞かせて。

uyu:韓国語の「餅」と「アゴ」の発音が似ているのだけど、なかなかうまく言えなくて、「トッポッキ(餅炒め)」がずっと「アゴ炒め」に聞こえていたらしい。

日本で外国人が日本語喋るの聞いてもそうだけど、ゆっくりしゃべるし、発音も舌っ足らずだったりするのでずいぶん子供っぽく聞こえるらしく、いつも子供扱いされてました。

あと、なぜかお酒を飲むと流暢になる。あれ、なんでだろ。飲みの場だと面白いこと言えて、爆笑さらったりしました。

セーラ:英語/韓国語を通じて培われるものは??

uyu:相手の気持ちを読む能力。

セーラ:留学の経験が今の自分にどう活かされていると思いますか?

uyu:大抵のことはなんとかなる!と度胸がついて、失敗を恐れなくなりました。

セーラ:現在あなたの仕事において、英語は必要ですか?

uyu:たまに外人エキストラが来るので、その時痛感する。
「英語、必要だぁぁぁ!!」

セーラ:UYUが考える、英語を学ぶ意義を教えて。

uyu:意義っていうか、日本語しか話せないより、単に話をできる人が地球上に何百倍にも増える。友達になれる可能性が桁違いに増える。それだけでワクワクする。


セーラ:これからチャレンジするならどんな事?

uyu:一人でガッツリ海外を旅したい。それでいっぱい写真を撮る。

セーラ:あなたのこれから・・・を教えてください。

uyu:これから、ご飯を食べに行きまーす!

金 優(uyu)

2013年06月

花巻北高等学校卒業。弓道と創作活動に明け暮れた高校時代。大阪外国語大学・朝鮮語学科卒業。在学中韓国ソウル市キョンヒ大学へ1年交換留学。さらに1年間休学し、韓国にて自主映画制作・韓国映画に照明助手として携わる。
2007年帰国、大学を卒業。3年間東京フィルムセンタースクールオブアート専門学校にて演出・脚本を学ぶ。在学中NHK大河ドラマ『龍馬伝』の制作部として現場に。その後NHKドラマ『江』『平清盛』『下流の宴』『はつ恋』の現場スタッフとして携わる。現在大河ドラマ『八重の桜』の助監督を務める。東京都在住29歳。


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セーラからuyuへのメッセージ

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