英会話 Let's Talk!

お知らせ

2023年度オープンクラスが始まりました。

2月12日(月)より、今週はオープンクラスの1週間です。

インフルエンザや風邪、コロナ感染などで急にお休みの生徒さんもいて全員が揃わないクラスもありますが、

特別なことはしないでいつものレッスンを保護者様にご参観頂いています。

昨日のレッスンを参観された保護者様から書いて頂いたフィードバックの一部を抜粋してご紹介したいと思います。

・去年よりも発音や単語を読もうとする姿勢に、すごく成長を感じました。(小学2年生お母様)

・低学年のころから聞きなれている英語で、発音がとてもよくなっています。(小学6年生お母様)

・子供の為と思い通わせていましたが、少しの間集中できなかった事もあった様に思います。しかし最近は楽しさに気付きはじめ、将来必ずプラスになっていると感じます。(中学3年生お父様)

昨年度のオープンクラスを参観された保護者様の感想等は、こちらをご覧ください。

親御さんからのフィードバックを読むことは、私も楽しみにしています。

生徒たちが褒められると私も嬉しい。参観頂いたご家族の方のお声によって、気づいていなかった課題に気づかされたり、今後の指導について考えさせられたり、とても大切な時間。今日のオープンクラスには、嬉しいことに、生徒のおじいちゃんが参観されます!

ご参観頂いたことを元に来週は保護者面談です。一人一人の保護者様と、お子様の英語の学びについて現状と課題などをお話しさせて頂きます。

オープンクラス、保護者面談のお知らせ

2023年オープンクラスと保護者面談を、下記のようにお知らせします。

◉オープンクラス・・・2月12日(月)〜 2月16日(金)

◉保護者面談  ・・・2月19日(月)〜 2月23日(金)

血の通った話しを。

目の前のこども達、中学生と「血の通った話し」をしたい、といつも思っています。

生徒達にいつも言っていることは「自分の言葉で。」ということ。

コロナ禍は、人と人を遠ざけコニュニケーションを難しくしていた3年間でした。そんな中で過ごした子ども達の”当たり前”は、大人世代の私たちとは違うはず。”ソーショルディスタンス”、”マスクをして!”と言われ続けていれば、人と関わり合う喜びも楽しさも実感できず、何となく億劫になったり、別にいいや、と無気力になったり、人と関わるのが怖くなったり・・・するのでしょう。

生徒達にも、そんな風に”日常的に周りの人々との関わりの体験が少ないだろう”と思われる生徒が以前よりずっと増えました。双方のコミュニケーションが取れないのです。正直なところ、英語以前のことに時間を費やさなければならないのです。”話をする練習”や”目を見て話す練習”、”質問をする練習”・・・など。

人と関わるには、まずは安心することが大事だと私は思っています。今いるこの空間が、この人が何を言ってもOKなこと、自分を受け入れてもらえる、ということを。安心を育む”非言語コミュニケーション”も、特に年齢が低い子達には人との垣根を低くしてくれるのに役立ちまますね。一緒に遊んだり笑い合える仲間とは、一緒に学び合うことができるのです。

 

こちらは、数日前の低学年クラス後に私が撮影した動画。一人のアイディアで始まったこのレース?に、ワタクシは思わず大爆笑!

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真剣勝負の二人でした。この後、折り返しもあり白熱レースの展開に!

この小学2年生の二人とは、学校でのことや家族のことや、美味しいものの話や・・・日常の色んな話をしています。お互いに遠慮なく注意し合う(ダメ出しし合う)こともできるような距離の近さになっています。正に「血の通った話し」が普段自然にできていての、この床を這うレースでした。

 

子ども達はそれぞれの事情や悩みを抱えてレッスンにやってきています。ですから、何か話したいことや聴いてほしいことがあったら、できるだけ”その時、その瞬間”に聴いてあげたいと思っています。子ども達が話しかけてきたら「後で」とできるだけ言わず向き合いたい、と。言いたいのは、その時であり、「後で」になるとその言いたい熱は冷めて、「ま、いっかー」になってしまうようです。もちろん人と人が話しているときに割り込んで話そうとするのはマナー違反ですから、その時は伝えますが。

 

デジタル化が進み、AIが多くの仕事を担う時代になりましたが、人と人のつながりで生まれる温かさは変わらないはず。まずは身近な人たちと気軽に、安心してコミュニケーションができるようになると、英語も気軽に使えるようになっていくのです。「血の通った話し」を、まずは大人たちが周りの人々としていくことで子ども達を取り巻く世界も少しづつ変化していくのかな、と思っています。

 

 

 

能登半島地震について話そう、語り合おう。

新しい年が明けて1回目のレッスンに集まってきた生徒達に、

「お正月どうしていた?楽しかった?」と訊いた。例年のこと。

「おばあちゃんの家に行って・・・」「お年玉・・・」という話に混じって、

1月1日に発生した能登半島地震について話し始めた生徒が何人かいた。

「散々なお正月だったよ。新年早々に地震はあるし、羽田空港で飛行機の衝突事故はあるし。」

と自分のことを言う前に、能登半島地震の話を始めた小学4年生。

「私はお正月に美味しい物を食べられたけど、石川県の地震の被害に遭った人は

それどころじゃないから・・・」と涙目になっていた中学2年生。

この地震について、対岸の火事ではなく自分事として、捉えていた彼らの感受性に打たれた。

 

少し前に、『TSUNAMIをこえて』という写真集を小学2年生と開いた。

2004年12月発生したスマトラ沖地震直後の写真と、そこに暮らす人々の悲しみ、苦しみ、

そして喜びが伝わる写真に解説が添えられている。もう20年前のこと。

低学年クラスのレッスンの終わりの方に、時々絵本の読み聞かせをする。

好きな絵本を、生徒が本棚から1冊選ぶことにしている。英語の絵本、日本語の絵本もあり。

この本は、レッスン後に一人の生徒が「家族と一緒に見たい。」と家に持ち帰った。

 

もう1冊の写真集『たった一発の爆弾でヒロシマ20万人、ナガサキ10万人が死んだ。』は、

私が広島の原爆ドーム資料館で購入した1冊。小学生の時に、何度もこの本を手にして

見入っていたMちゃんからこの年末に10年ぶりくらいに連絡があり、再会した。

今度帰省の際には、この本を覚えているか、この本を熱心に見ていたことを覚えているか、

聞いてみようかな。

 

争いが絶えない国々、飢えに苦しむ子どもたち、自然災害・・・

世界のどこかで起こっていることを、他人事ではなく自分事として感じる、考える大人に

育ってほしいと願う。そして、自分もそんな大人でありたい。

今週のレッスンでは、この能登半島地震について語り合おうと思う。

結論めいたこと、答えが出なくても、感じたことや気づいたことをシェアすることで、

心のヒダが細やかになっていくと信じている。

中学生とは英語で話せるかな?

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