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英語さんぽ道

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“This”があわわすこと

     日本にヴァケーションを過ごしにやってきたフランス人の彼と彼女。高校、大学と日本に暮らしていた彼女は日本食も日本文化も馴染みがある。一方、彼にとっては初めての日本。「今まで訪れた国の中で日本が一番好き。」という彼に、私も気をよくしていた。

     車で西に東にドライブ、車中で流す音楽の担当は、今日は曇り空だからこんな曲にしようか・・・とか、オススメのフランス人シンガーは・・・とか彼女のテイストの音楽が車内に流れ、あれ私今どこを運転している?!音楽は、空間の雰囲気を作ってくれますね。フランス語の曲が流れ英語でおしゃべりしていたドライブはまるでフランスをドライブしている気分にさせてくれた。車窓はいつもの山あり川あり、田んぼあり、だったけれど。

     その日の夕食はラーメンに決めて3人でラーメン祭り♪数種類のラーメンを作っては食べ作っては食べながら、音楽の話しに。マイケルジャクソンが好きという彼に、特に好きな曲を尋ねると、迷わず”There must be more to life than this” と、彼、すぐにその曲をかけてくれた。聞き慣れないタイトル、英語の文体に何度も”What is the title again?”” What was it?”” There must be・・・what?”と私、彼に何度も繰り返してタイトルを言ってもらった。

    なんでも、この曲はQueenのフレディ・マーキュリーとの楽曲で、Queenのアルバムの収録曲であるとのこと。フレディ・マーキュリーのハスキーな声とMJの澄んだ高音がハーモニーを生み、切なさが募る。

     それにしても、 more to life than this・・・“this“って何だろう。何度もこの曲を聴いては歌詞を確かめながら考えていた。あえて和訳を見るのはイヤなので、自分のquestion boxみたいなところに保存しておき、折に触れて考えていた。

     何度聞いただろう、そしてこうかなと思った“this“が表すこと私の解釈、理解。

Thisは自分が今いるこの世界のこと、There must more 自分の目の前に起こっていること以上にこの世界では何かが起こっている、争う国と国、差別、人権のために闘う人々・・・そんな今、目に見えない国や地域、人々に思いを寄せて行こうよ、愛を持って救っていこうよ、というメッセージソングではないか・・・

There must be more to life than this

How do we cope in the world without love?

Why is the world full of hate,

people dying everywhere.

And we destroy what we create 

More to Life than this・・・

              (“There Must Be More To Life Than This“より)

  Fredy MercuryもMicheal Jackson、遠くから遠くから語りかけているのだろう。私はといえば、「“this”が表していることがわかったかも!」とこの曲を教えてくれた友人の彼(今では彼も友人)に伝え、語り合いたい。日本からラーメンを持参し、食しながらフランスで?!これも愛と平和の行為になるかな・・・私たちに必要なのは、“this“の向こうにある世界に想いを馳せる想像力と愛ある行動なのかもしれない。

 

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